ロッキード・マーティンのJAGM、2つのモードでの実射試験に成功

ロッキード・マーティンのJAGM、2つのモードでの実射試験に成功

ニュース画像 1枚目:ロッキード・マーティンのJAGM
© Lockheed Martin
ロッキード・マーティンのJAGM

ロッキード・マーティンは、2015年7月13日、マルチモード統合空対地ミサイル(JAGM : Joint Air-to-Ground Missile)が、航空機から2つのモードでの実射試験に成功したと発表しました。

JAGMは、精密攻撃用のセミ・アクティブ・レーザー・センサーと、全天候での打ちっ放し能力があり移動する目標に対応するミリ波(MMW)レーダーの2つの誘導モードを備えています。将来的にアメリカ陸・海軍のTOWやヘルファイア、マベリックなどを更新する計画です。

今回の実験はフロリダ州エグリン空軍基地(AFB)で行われたもので、約4キロ離れた静止目標にセミ・アクティブ・レーザー・センサー、同じく約4キロ離れた移動目標にミリ波レーダーを使用して各1発が発射され、どちらも目標を直撃しました。

ロッキード・マーティンでは、すでにアメリカ陸軍に対して技術製造開発(Engineering and Manufacturing Development)と低率初期生産の計画を提出しており、2015年後半には受注する見込みです。

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