ロッキード・マーティン、シコルスキーを90億ドルで買収

ロッキード・マーティン、シコルスキーを90億ドルで買収

ニュース画像 1枚目:開発中の大統領専用ヘリVH-92(想像図)
© Sikorsky
開発中の大統領専用ヘリVH-92(想像図)

ロッキード・マーティン(LM)は、ユナイテッド・テクノロジーズ(UTC)から、シコルスキ・エアクラフトを90億ドルで買収することに合意したと、2015年7月20日に発表しました。

LMは、ボーイングやノースロップ・グラマンをはるかに上回る年間450億ドルもの発注を国防総省から受けていますが、さらにシコルスキーの売り上げが追加されることになります。LMは20年前にも100億ドルでマーチン・マリエッタを買収した歴史があります。

LMはシコルスキーを吸収せずに、独自のビジネスとしてブランドを残す見込みです。これまでも両社はMH-60R/Sや次期大統領専用ヘリなどで協力関係を築いていますが、シコルスキーはボーイングとも次世代ヘリコプターに関して協力関係を結んでいます。

LMのマリリン・ヒューソンCEOが、シコルスキーを歓迎するメッセージを発表しました。

この記事に関連するニュース
メニューを開く