ロッキード・マーティン(LM)は、ユナイテッド・テクノロジーズ(UTC)から、シコルスキ・エアクラフトを90億ドルで買収することに合意したと、2015年7月20日に発表しました。
LMは、ボーイングやノースロップ・グラマンをはるかに上回る年間450億ドルもの発注を国防総省から受けていますが、さらにシコルスキーの売り上げが追加されることになります。LMは20年前にも100億ドルでマーチン・マリエッタを買収した歴史があります。
LMはシコルスキーを吸収せずに、独自のビジネスとしてブランドを残す見込みです。これまでも両社はMH-60R/Sや次期大統領専用ヘリなどで協力関係を築いていますが、シコルスキーはボーイングとも次世代ヘリコプターに関して協力関係を結んでいます。
LMのマリリン・ヒューソンCEOが、シコルスキーを歓迎するメッセージを発表しました。