ハワイアン航空、ATR 72貨物専用機を導入へ 隣島間の輸送に対応

ハワイアン航空、ATR 72貨物専用機を導入へ 隣島間の輸送に対応

ハワイアン航空は2015年7月21日、ATR 72ターボプロップ機の貨物専用機を導入し、隣島間の輸送需要に対応すると発表しました。このATR貨物機を使用した運航は2016年前半に開始する計画で、ホノルル発着でコナ(ハワイ島)、カフルイ(マウイ島)、リフエ(カウアイ島)、ヒロ(ハワイ島)線に就航します。

ATR 72は18,000ポンド、約8,150キロの貨物搭載が可能で、LD3コンテナ7個を搭載可能です。なお、この貨物専用機に加え、小さいエクスプレス便利用の荷物輸送は、ハワイアン航空が運航する717の旅客便、1日160便での輸送に行います。

ハワイアン航空では、コンテナ使用の貨物輸送をハワイ州内の主要地点に対応することで、長距離路線のワイドボディ機を利用したアメリカ本土や国際線でシームレスな輸送が実現でき、顧客サービスを向上できるとしています。

なお、貨物機として導入するATR 72はオハナ・バイ・ハワイアンのブランドで運航するエンパイア・エアラインズが担当し、機体ロゴは現在のオハナと同様のものを採用します。

メニューを開く