インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は2015年8月6日、機材発注についてアップデートしました。新たな発表では、イベリア航空向けにA350-900を8機、A330-200を3機、それぞれオプション分を確定発注に切り替えました。これはイベリア航空が長距離路線の拡大計画の発表に明らかにしていたものです。
この機材は2016年から2021年にかけてデリバリーされ、イベリア航空は保有する長距離路線の機材を更新、機数を増やします。
また、2013年8月に発注したA320neoの20機分も確定に切り替えました。この機体は2020年から2021年に納入される予定で、IAG傘下のブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、ブエリング航空のいずれでも導入が可能で、これにより3社の保有機材を更新します。
今回の発注分はA320neoが2012年の契約で18億4,000万ドル、A330-200は2010年の契約で5億5,500万ドル、A350-900は2012年の契約で22億8,000万ドル、総額46億7500万ドル、現在の為替レートで約5,835億円となります。