ビーチクラフト、900機目のT-6をアメリカ海軍へ納入

ビーチクラフト、900機目のT-6をアメリカ海軍へ納入

ニュース画像 1枚目:VT-2飛行隊長のサド・ウィザーズ中佐とビーチクラフト・ディフェンスのラス・バートレット社長
© Beechcraft
VT-2飛行隊長のサド・ウィザーズ中佐とビーチクラフト・ディフェンスのラス・バートレット社長

ビーチクラフトは、2015年8月7日、900機目のT-6軍用練習機をアメリカ海軍へ納入しました。

900機目のT-6は、統合基本航空機訓練システム(JPATS)計画の一部として生産されたアメリカ海軍224機目のT-6Bです。この機体は納入式典の開催されたカンザス州ウイチタからフロリダ州の海軍航空基地(NAS)ホワイティングフィールドに空輸され、第2訓練飛行隊(VT-2)に配備されます。

ビーチクラフトT-6は、スイスのピラタスが開発したPC-9をアメリカのJPATS計画用に改設計した機体で、T-6Bは統合されたグラスコクピットや最新のアビオニクス、ハンズ・オン・スロットル&ステック(HOTAS)技術、FAA認証のデュアルFMS/GPS航法機器などを搭載しています。

T-6は、これまでジェット練習機で行っていた訓練の一部を代替する能力のある練習機で、世界の20カ国以上で使用されています。

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