セスナ・エアクラフト、航空局の次期飛行検査機を日本にフェリー

セスナ・エアクラフト、航空局の次期飛行検査機を日本にフェリー

ニュース画像 1枚目:次期飛行検査機となるJA008G、JA009G、JA010Gと同型機
© Textron Aviation
次期飛行検査機となるJA008G、JA009G、JA010Gと同型機

セスナ・エアクラフト・カンパニーは、国土交通省航空局から受注したサイテーションCJ4を3機、日本へデリバリーしました。兼松と航空局が2013年末に総額47億円で契約、2015年12月までに航空局の中部国際空港拠点で運航を開始する予定の次期飛行検査機です。FlyTeamメンバーが、新千歳空港でその機体を捉えています。

航空局は2014年5月にこのセスナをJA008G、JA009G、JA010Gで予約しており、現在の飛行検査機の機体記号から継続したものとなっています。

このCJ4には、ノルウェジアン・スペシャル・ミッション(Norwegian Special Mission)社製のナビゲーション機能、航空路や航空管制施設の精度を確認する検査飛行が実施できる飛行検査システムが装備されます。

CJ4は航続距離3,556キロ、最大離陸重量7,761キロで、最大巡航速度は時速835キロです。全幅は15.49メートル、全長は16.26メートル、全高4.67メートルで、FJ44-4Aを2基搭載しています。

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