ボーイング、メーコンの防衛部門施設を747胴体パネル製造拠点に移行

ボーイング、メーコンの防衛部門施設を747胴体パネル製造拠点に移行

ボーイングは2015年9月17日、ジョージア州メーコン施設で747の胴体パネル製造を2018年から開始すると発表しました。ボーイングはこの作業をトライアンフ・グループのトライアンフ・エアロストラクチャーズから業務を引き継ぎます。

ボーイングはすでにトライアンフ・エアロストラクチャーズは、747のサプライチェーンのスムーズな移行を行なうため、数カ月にわたり協同で業務を行なっています。この製造作業は、ボーイング防衛・宇宙・セキュリティ部門のメーコン施設を使用し、実施します。

このため、ボーイングの施設は、防衛部門から民間機部門の作業に業務を移行します。現在、メーコン施設の防衛部門は、A-10サンダーボルトIIの主翼交換、CH-47チヌークヘリコプターの組立作業などを手がけているほか、 C-17グローブマスターの胴体パネル製造は、2015年初めまで生産されていました。

移行は2016年半ばに完了しますが、一時的にスタッフを削減し、2018年半ばまでに、200名体制で747胴体パネルの生産体制を確立します。

ボーイングの民間機部門の製造拠点は3カ国、12カ所目の拠点となります。

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