オーストラリア国防省は、2015年9月12日、中東に派遣中の航空任務群(ATG)が、初めてシリアで夜間ミッションを行い無事帰還したと発表しました。このミッションで武装は使用されませんでした。
オーストラリア空軍(RAAF)は、ISIL攻撃の有志連合軍にATGを派遣し、これまでイラク国内のISILに対する作戦を実施してきました。今回のミッションには2機のF/A-18Aホーネット、KC-30A空中給油機とE-7A AEW&C機各1機が参加しました。
F/A-18Aは、E-7Aを経由して伝えられた国際航空作戦センターの情報をもとに、シリア東部の敵対活動を偵察しました。ISILはシリア東部の石油を資金源に、イラクへの攻撃を続けているとみられています。
ATGはイラクとシリアのISILへ攻撃を継続するとしています。