AC-130Uスプーキー、初の退役機 デビスモンサンへ

AC-130Uスプーキー、初の退役機 デビスモンサンへ

ニュース画像 1枚目:AC-130U「0163 Bad Omen」最後の飛行を見送る第1特殊作戦整備中隊の隊員たち
© U.S. Air Force photo by Airman Kai White
AC-130U「0163 Bad Omen」最後の飛行を見送る第1特殊作戦整備中隊の隊員たち

2015年9月21日、アメリカ・フロリダ州のハルバート・フィールドで、初のAC-130Uスプーキー・ガンシップの退役セレモニーが開催されました。

AC-130Uで初めて退役するのは「0163 Bad Omen(悪い前兆)」で、1995年2月17日にハルバート・フィールドに配備されました。第4特殊作戦飛行隊(4SOS)のパイロット、カール・シアリス氏は「Bad Omenは、2,300回、1万時間以上飛行し、約5,600回着陸している。最後の海外展開は2013年12月のアフガニスタン・バグラム基地で、100回、600時間以上の作戦飛行を実施した」と話しています。

AC-130Uは、赤外線TVデュアル・ターゲット・アタックを使用し、8つの異なる目標に、40ミリと105ミリの砲弾を撃ち込むことができます。アメリカ空軍では各種のAC-130を37機のAC-130Jにリプレイスする計画を進めています。AC-130Jは精密誘導兵器を運用するほか、30ミリと105ミリ砲も装備します。

退役したBad Omenは、アリゾナ州のデビスモンサン空軍基地(AFB)内の第309航空宇宙整備再生群(309AMRG)へ空輸されました。

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