成田国際空港の第3旅客ターミナルビルが2015年9月29日、2015年度グッドデザイン賞で「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれました。空港ターミナルとして、初めて「グッドデザイン・ベスト100」の受賞となります。
2015年4月8日、格安航空会社(LCC)向けにオープンした同空港で最も新しい旅客ターミナルで、従来の施設と異なりローコストで建設されました。この施設は気軽、機能的、わくわくといったコンセプトを基に建設されました。オープン後は特に、陸上競技場を彷彿させる床面の誘導トラックなどが話題になっています。
「グッドデザイン・ベスト100」の選定は、わかりやすさ、歩きやすさ、使いやすさ、静かさ、楽しさなど、従来の空港の概念を覆すほど、新しい数々の価値が、誰にでもわかりやすいかたちで提示されていると、高く評価されました。これにより、「グッドデザイン・ベスト100」から決定される、特別賞各賞の候補となります。
なお、第3旅客ターミナルビルは「第49回日本サインデザイン賞」でも、サインデザイン最優秀賞を受賞しています。