ドラケン・インターナショナル、アメリカ空軍とアドバーサリー契約を受注

ドラケン・インターナショナル、アメリカ空軍とアドバーサリー契約を受注

ニュース画像 1枚目:ドラケン・インターナショナルのA-4K
© Shiro Senda / FlyTeam
ドラケン・インターナショナルのA-4K

アメリカの軍事訓練支援会社、ドラケン・インターナショナルは、2015年9月30日、アメリカ空軍からアドバーサリー(仮想敵)支援サービスを受注したと発表しました。

ドラケン・インターは、アメリカ空軍の仮想敵への要件を満たすダグラスA-4Kスカイホークと、アエロ・ボドッコーディーL-159E ALCA(Advanced Light Combat Aircraft)を保有しています。両機種には新型の火器管制レーダーと電子戦装置、ヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)、ハンズ・オン・スロットル&スティック、訓練ミサイルが搭載され、長時間・低コストの訓練が可能です。

A-4KとL-159は本来第3世代の戦術機としての信頼性と効率を備えていますが、さらに第4世代戦術機と同じセンサーと洗練さがプラスされています。パイロットは予備役軍人もしくは、退役軍人が務めます。

ドラケン・インターCEOのJared Isaacman氏は「我々は安全で信頼できる航空機と、元軍人のパイロットや整備士などプロフェッショナルを集めてきた。今回の受注は最高の準備が整っていることを認められたと思っている。我々のサービスの質を実証し、アメリカ空軍の訓練コストを削減する」とコメントしています。

ドラケン・インターは、すでにエドワーズ空軍基地(AFB)におけるF-35への空対空脅威シミュレーションで契約を結んでいます。

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