エアバス、スピリット航空の整備スタッフ向け訓練プログラムで協力

エアバス、スピリット航空の整備スタッフ向け訓練プログラムで協力

エアバスは2015年10月5日、アメリカの格安航空会社のスピリット航空がアメリカで初のエアバス・コンピテンス・トレーニング(ACT)クラスの設置を準備していると発表しました。このACTはメンテナンス・トレーニングを行なう施設で、スピリット航空のデトロイトのメンテナンス施設で準備が進められています。

この施設で、スピリット航空のメンテナンス・スタッフ、エンジニアたちは、新しいA320のACT教室で初期訓練、再訓練を受けます。この新しいデトロイト研修施設について、スピリット航空はエアバスとのパートナーシップで開設でき、同社スタッフ向けに高度な訓練を行なう機会が提供できるとしています。

エアバスも今回の協力について、顧客ニーズに応えることはエアバスにとって最優先事項とし、ACTのコンセプトとエアバスの教育ツールが利用できるようにすることは、エアバスのアメリカでの行なう訓練の大きなマイルストーンになると話しています。

ACTは実習をメインとした訓練で、さまざまなシナリオをベースとしたプログラムです。アニメーションと理論の両方をあわせ、メンテナンス作業の実践的なトラブルシューティングなどに取り組みます。スピリット航空とエアバスは、A320 ACTスイートの5年間の契約を締結しました。

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