嘉手納の353SOG、MC-130H/Jから複合艇などを空中投下

嘉手納の353SOG、MC-130H/Jから複合艇などを空中投下

ニュース画像 1枚目:MCADSを投下するMC-130JコマンドウII(手前)とMC-130Hコンバットタロン
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Alexa Ann Henderson
MCADSを投下するMC-130JコマンドウII(手前)とMC-130Hコンバットタロン

アメリカ空軍嘉手納基地は、2015年9月18日に、第353特殊作戦群(353SOG)のMC-130HコンバットタロンとMC-130JコマンドウII各1機によるMCADSの空中投下訓練を実施したと発表しました。

MCADS(Maritime Craft Aerial Delivery System)は、特殊部隊が使用する複合艇(RIB : Rigid Inflatable Boat)と機材を海上へ空中投下するシステムで、C-130の貨物室から抽出パラシュートで引き出し、降下用のパラシュートで着水したらすぐに使用できる状態で降下させます。

今まで353SOGは、MC-130Hを使用して太平洋地域で唯一のMCADS使用可能な部隊でしたが、新たにMC-130Jでも可能になりました。2機種の航空機からMCADSを投下するのは初めてのことで、計画と手順の調整に数カ月を要しました。

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