アメリカ海軍の駆逐艦「ラッセン(USS Lassen, DDG-82)」が2015年10月26日(日本時間10月27日)、中国の人工島12海里内に進入し、数時間にわたり滞在する見通しです。アメリカ海軍のニュースを伝えるNavy Times、ロイターなどが報道しています。ラッセンは横須賀基地に所属しています。
ラッセンのfacebookページでも10月26日付の投稿で、第51海上攻撃ヘリコプター飛行隊(HSM-51)ウォーローズがMH-60Rをメンテナンスする様子が紹介されており、場所は南シナ海としています。
アメリカは中国が南シナ海、スプラトリー諸島で滑走路を含む埋め立てを行い、領海を主張していることを認めておらず、今回の作戦に至りました。なお、この作戦にはアメリカ海軍のP-8A、P-3の哨戒機も参加するとロイターが伝えています。