ANA HD、2016年3月期第2四半期決算 訪日需要好調で売上高6.6%増

ANA HD、2016年3月期第2四半期決算 訪日需要好調で売上高6.6%増

全日空(ANA)などを傘下に収めるANAホールディングスは、2015年10月28日(水)、2016(平成28)年3月期第2四半期決算を発表しました。売上高は前期比6.6%増の9,112億円、営業利益は49.8%増の867億円、経常利益は72.6%増の829億円、純利益は50.9%増の539億円でした。

ネットワークの拡充などで国際競争力を強化した国際線事業を中心に、訪日需要、北米とアジア間の乗り継ぎ需要を着実に取り込んだことから、売上高は前年同期を上回りました。特に、国際的な知名度向上をめざし「STAR WARSプロジェクト」を開始するなど新たな取り組みも進めています。

なお、国内線の旅客収入は、前期比2.1%増の3,532億円でした。7月以降の台風による欠航から、旅客数は前年同期を下回る2155万1,174人でしたが、運賃を需要にあわせて設定するなど増収施策が奏功しました。

国際線旅客収入は、前期比10.1%増の2,596億円でした。北米路線のビジネス需要が好調に推移したこと、全方面の訪日需要を取り込み、旅客数は前期比13.1%増の406万2,846人で、収入、旅客数ともに前年を上回りました。

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