アグスタウェストランド、開発中のAW609試験飛行機が墜落 乗員2名死亡

アグスタウェストランド、開発中のAW609試験飛行機が墜落 乗員2名死亡

ニュース画像 1枚目:開発が進められているAW609
© AgustaWestland
開発が進められているAW609

アグスタウェストランドが開発を進めているAW609試験飛行機の2号機が2015年10月30日、イタリア・ピエモンテ州のサンティア付近で墜落しました。これは機体記号(レジ)「N609AG」の製造番号60002です。

この機体はミラノ・マルペンサ空港に隣接するアグスタウェストランドのカッシーナ・コスタから離陸し、試験飛行を行なっている最中の出来事でした。乗務していた2名のパイロットは死亡した模様です。アグスタウェストランドはこの件について、乗員とその家族に対して哀悼の意を表しています。

AW609は世界初の民間用ティルトローター機として開発が進められており、2017年にアメリカ連邦航空局(FAA)から型式証明を取得して運用できるよう、試験飛行が行なわれていました。最近ではイギリスの「ヨービルトン・エア・デイ 2015」に参加し、イギリスとイタリア間を飛行するなど、その順調な開発ぶりをアピールしていたところでした。

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