ドイツ政府、A400M納入遅延でエアバスに1,300万ユーロの違約金

ドイツ政府、A400M納入遅延でエアバスに1,300万ユーロの違約金

ニュース画像 1枚目:ドイツ空軍のA400M
© Bundeswehr/Bender
ドイツ空軍のA400M

ドイツ政府は、エアバスに対してA400M輸送機2機の納入遅延について、違約金として1,300万ユーロ、約17億円を請求します。Reutersが2015年11月13日付で報じています。

ドイツ空軍は53機のA400Mを発注しており、現在1機を運用中です。2015年には5機の引き渡しを受ける予定でしたが、今のところ1機か2機になりそうです。

A400Mは開発遅延に加えて、生産管理の不備から量産作業も遅れ、さらに2015年5月に引き渡し前の機体が墜落する事故を起こし、生産が遅れています。エアバスはA400M計画の責任者を更迭するなどして立て直しを図っています。

ドイツとフランスは、現用のトランザールC-160との更新が待ったなしの状況となっています。

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