エアセイシェルは2011年11月24日以降、週1便、B767-300型で運航しているシンガポール/セイシェル便を運休します。エアセイシェルではシンガポール路線は旅客、貨物ともに少なく赤字路線とのこと。このため、機材と路線の見直しを行い、運休となりました。
エアセイシェルは1989年7月にシンガポール線を開設。2005年4月からSARS禍により3ヶ月運休した時期があるものの、アジアとセイシェルを結ぶ同社唯一のアジア路線でした。現在、この路線はエアセイシェル1社の単独路線で、運休によりアジアとの直行便は無くなります。
なお、エアセイシェルではシンガポールに代わり中国の航空会社4社いずれかによる運航でシンガポール線に代わるアジア路線を検討、交渉をしています。
今回の措置でエアセイシェルの路線は、セイシェル発着でモーリシャス、ヨハネスブルグ、パリ線の直行便とミラノ、ローマ経由のロンドン線の6都市への運航となります。