画像は、2015年11月12日、アメリカのワシントン州上空で、同州の統合基地(JB)ルイス・マッコードのC-17グローブマスターIIIが、第92空中給油航空団(92ARW)のKC-135ストラトタンカーから給油を受けるところです。
4発エンジンの大型機同士がこれほど接近するのは、空中給油以外ではあり得ないことです。KC-135のフライングブームの長さは最大の展張時でも14.3メートルしかありませんから、その間隔を保って編隊飛行していることになります。
このKC-135のフライングブームを操作するオペレーターは、胴体後部に俯せに寝て操作します。オペレーターの左右にオブザーバー用のスペースがあり、そこからこのような画像が撮影されますが、後継機となるKC-46はテレビカメラをとおして遠隔操作しますから、このような素晴らしい画像が見られなくなります。