スターアライアンスはこのほど、2015年の社長会をアメリカ、シカゴで開催しました。スターアライアンス設立メンバーのユナイテッド航空がホスト役を務め、加盟各社のCEOら、首脳陣たちを迎え、アライアンス施策について議論しました。
特に、スターアライアンスの加盟航空会社は2015年、各社のハブ空港を結ぶ新たな長距離路線を開設しました。一例として、ニュージーランド航空、全日空(ANA)、エバー航空はそれぞれのハブ空港からヒューストン線に就航し、ハブ空港同士を結ぶ路線が増加しました。
2016年もこのハブ空港を結ぶ路線の拡充が続き、ユナイテッド航空がサンフランシスコ/オークランド線、ルフトハンザドイツ航空がフランクフルト/パナマシティ線、シンガポール航空がシンガポール/デュッセルドルフ線、LOTポーランド航空が成田/ワルシャワ線、スカンジナビア航空がストックホルム/ロサンゼルス線をそれぞれ開設する予定です。これにより、各ハブ空港を有機的に結び、利便性向上をはかります。
このほか、2016年の主な取り組み項目として、ロンドン・ヒースロー空港でエア・インディアのクィーンズ・ターミナルの利用をはじめ、世界の主な空港でのスターアライアンス・ラウンジの開設、ITを利用した利便性の向上に取り組みます。