日米豪共同訓練、C-130Hを使いオペレーション・クリスマス・ドロップ

日米豪共同訓練、C-130Hを使いオペレーション・クリスマス・ドロップ

ニュース画像 1枚目:ファロップ島、ウルシー空港の滑走路が見える
© U.S. Air Force / Alexander Riedel
ファロップ島、ウルシー空港の滑走路が見える

グアムのアンダーセン空軍基地で2015年12月8日(火)から、日米豪共同の人道支援・災害救援共同訓練が行われています。日本からは航空自衛隊のC-130H輸送機が参加しているほか、横田基地のアメリカ空軍第374空輸航空団(374AW)のC-130Hが参加しています。

訓練は、ミクロネシア連邦、パラオ共和国、北マリアナ諸島で人道支援活動の一環としておもちゃや援助物資を投下する「オペレーション・クリスマス・ドロップ」として実施しており、1952年12月から64年間続く世界最長の空中投下任務です。12月8日から8日間にわたり、この地域の56島、2万人以上の島民に物資が届けられます。

活動は、日米豪のC-130から低コスト、低高度投下により、約4万ポンドの消耗品を届けています。ウルシー環礁の空港近くをC-130Hで飛行する様子などが公開されています。この任務にあたり、アンダーセン空軍基地のスタッフは、7カ月にわたり寄附を募り、学習教材やおもちゃなどを用意しました。

メニューを開く