ミシュランは2016年2月8日(月)、ボーイングが製造する777-300ER、777-200LR、777貨物機の最終組立ラインに、ランディング・ギアに搭載する唯一のタイヤサプライヤー・ソースになると発表しました。これにより、約400名が搭乗、7,370海里を飛行できる航空機に、ミシュランの「Near Zero Growth (NZG)」テクノロジーを採用した航空機用ラジアルタイヤを供給します。
777-300ERへのタイヤ供給は、ボーイングとミシュランのグローバル企業間の継続的なパートナーシップ戦略の1つです。ミシュランはボーイングが製造する737、747、787、777に航空機用ラジアルタイヤを供給しており、2015年4月に「サプライヤー・オブ・ザ・イヤー」に選定されています。
NZGテクノロジーを採用したラジアルタイヤは、バイアスタイヤと比べ軽量化されていることから、燃費削減に寄与します。また、異物による損傷を受けにくく、タイヤの耐久性が高められ、特に信頼性が向上しており、離着陸回数を増やすことができ、メンテナンス費用やその時間も削減が期待されます。