フィリピン政府、マニラ国際空港のASEANオープンスカイに署名

フィリピン政府、マニラ国際空港のASEANオープンスカイに署名

フィリピン運輸通信省(DOTC)は、2016年2月3日(水)にマニラのニノイ・アキノ国際空港について、東南アジア諸国連合(ASEAN)のオープンスカイに署名したと発表しました。これにより、フィリピンはASEAN加盟国の航空会社に対し、フィリピンへの就航の自由、以遠権の自由と第4、第5の自由を認めます。

この批准を受け、DOTCとフィリピン民間航空委員会(CAB)は、ASEANのオープンスカイ協定を締結する9カ国の航空会社にマニラ国際空港の就航を支援するほか、フィリピンの航空会社のASEAN9カ国への路線開設を支援します。フィリピン政府は、6カ月以内に新しい路線が開設されるとしています。

フィリピンは、マニラ以外はすでにオープンスカイ政策を採用しています。これにより、ASEAN各国の航空会社は新規の路線開設がより簡便になります。今回の締結を受け、セブ・パシフィック航空はASEAN7カ国、11都市に就航している路線を拡大する意向で、認可によるものの大型機での就航についても意欲を示しています。

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