成田空港、警備員にカメラを設置する「インタラクティブ警備」の実証開始

成田空港、警備員にカメラを設置する「インタラクティブ警備」の実証開始

成田空港では2016年2月22日(月)から、警備員にウェアラブルカメラを設置して監視センターからリアルタイムで集中管理を行う「インタラクティブ警備システム」の実証実験が開始されました。2020年の東京オリンピック開催を見据えてパナソニックが実施するもので、国内の空港では初の試みです。

実証実験はパナソニックが開発したウェアラブルカメラと位置測位技術を用いて、第2ターミナルビルの1階から4階の一般エリアで実施されています。2月22日(月)から2月26日(金)までは技術検証として、位置測位精度やウェアラブルカメラ映像伝送などの検証が行われるほか、2月29日(月)から3月4日(金)までは運用検証として、実際の警備員で運用される予定です。

成田空港では、実験されるシステムは警備員の位置と現場映像をセンターでリアルタイムに集中管理、確認することにより、問題発生時の迅速且つ的確な対応につながる可能性があるとしています。

期日: 2016/02/22 〜 2016/03/04
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