海保「うみわし」、ジブチとセーシェルに派遣 海賊の護送と引渡し訓練で

海保「うみわし」、ジブチとセーシェルに派遣 海賊の護送と引渡し訓練で

ニュース画像 1枚目:海上保安庁「うみわし」 ガルフストリームV
© 海上保安庁
海上保安庁「うみわし」 ガルフストリームV

海上保安庁は2016年2月24日(水)から3月2日(水)までの期間、ジブチとセーシェルへガルフストリームV「うみわし」を派遣しています。「うみわし」は、派遣国の関係機関と海賊の護送と引渡し訓練を実施するほか、同乗する海上保安監は派遣国で海賊対策を含む海上保安に係る意見交換を行います。

「うみわし」を中心とした日程は、2月24日(水)に羽田航空基地を出発後、2月25日(木)にジブチへ到着する予定です。海上保安監などが国家治安庁、外務国際協力省、護衛艦表敬訪問するほか、2月26日(金)に海賊護送訓練が実施されます。

さらに、2月27日(土)にジブチを出発し、セーシェルへ移動します。2月29日(月)は海賊引渡し訓練を行い、3月1日(火)にセーシェル外務省を表敬し、同日にセーシェルを出発、3月2日(水)に羽田航空基地に帰着します。

海上保安庁は現在、海賊対処の活動でソマリア沖・アデン湾に派遣されている海上自衛隊の護衛艦に、ソマリア周辺海域派遣捜査隊として海上保安官を同乗させ、海賊行為が発生した場合の司法警察活動に備えています。セーシェルとは、「海賊と疑われる者の引渡し等に関する覚書」が署名されており、関係機関と海賊引渡し訓練で連携を深めます。

期日: 2016/02/24 〜 2016/03/02
メニューを開く