フィンメカニカ、ヘリ・エキスポで26機受注 新潟2機目のドクターヘリも

フィンメカニカ、ヘリ・エキスポで26機受注 新潟2機目のドクターヘリも

ニュース画像 1枚目:AW109SP ドクターヘリ仕様
© FINMECCANICA
AW109SP ドクターヘリ仕様

イタリアのフィンメカニカは、2016年2月29日(月)からアメリカ・ケンタッキー州のルイビルで開催されている「ヘリ・エキスポ 2016」で、日本と中国の企業から26機のヘリコプター、総額約8,000万ユーロを受注したと発表しました。

日本からの受注は、静岡エアコミュータによるAW109SP GrandNew双発ヘリコプター1機で、同社が新潟県2機目のドクターヘリとして2016年秋から運用を開始します。

中国からの受注は、Sino-USによるAW119Kx単発ヘリコプター25機で、金輝ゼネラル・アビエーションが救急医療サービス(EMS)に使用します。契約にはサポートや訓練一式が含まれ、合計60機を購入する合意の一部です。2016年6月から納入が始まる予定です。

フィンメカニカは、AW009と改称したポーランドで開発されたSW-4単発ヘリコプターをヘリ・エキスポ 2016で初披露し、運用コストの低い機体としてアメリカの訓練や法執行機関、救急医療、旅客輸送用にセールス活動を展開しています。2016年末までにFAAの形式証明を取得できるよう、アメリカの企業と組んで作業中です。

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