ファルコン8X、2016年半ばに型式証明 年末にインド顧客に引き渡し

ファルコン8X、2016年半ばに型式証明 年末にインド顧客に引き渡し

ニュース画像 1枚目:Falcon 8X
© Dassault Aviation / Philippe Stroppa
Falcon 8X

ダッソー・アビエーションは2016年3月16日、インディアン・アビエーションの開催に合わせ、開発中のファルコン8Xをインドの顧客に納入すると発表しました。ダッソーは成長するインドのビジネスジェット市場で拡大しており、ファルコン2000LXSなどをはじめ22機が運航されており、インド空軍向けの戦闘機を含め、引き続き市場の拡大に期待を示しています。

現在、インドでの受注は長距離飛行ができるファルコン7X、あるいは超長距離飛行のファルコン8Xが主力となっています。11,945キロを飛行できるファルコン8Xは、2016年末に納入予定で、デジタルフライトコントロールを装備した機体で、機内環境も高い静粛性を確保でき、快適に過ごせるとアピールしています。

型式証明は2016年半ばに取得する計画で、550飛行時間を記録し、ほぼ全ての型式証明の取得必要なテスト項目を完了しています。2016年春にはファルコン8Xの3号機をロールアウトしています。この機体は、機内の装備を整え、運航の信頼性や性能を実証するグローバルテストキャンペーンを行います。

およそ1カ月間にわたるキャンペーンは、長距離の大陸間飛行を行い、機内設備、機能、高速通信システムの性能の確認などに特にテスト項目を集中して実施します。

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