三菱重工業は2016年3月22日(火)、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府宇宙機関、The Mohammed bin Rashid Space Centre(MBRSC)から火星探査機の打上げ輸送サービスを受注したと発表しました。
UAE建国50周年を迎える2021年に、中東初となる無人探査機の火星到着を目指すもので、2020年にH-IIAロケットで打上げを予定しています。H-IIAロケットは、海外顧客から4件目の衛星打上げ輸送サービス受注となります。
H-IIAロケットは、これまで30機中29機で打上げに成功している日本の基幹ロケットで、打上げの成功率は約96.7%で、世界トップクラスの高い成功率となっています。