アメリカ空軍は2016年3月23日(水)、嘉手納基地所属の第67戦闘飛行隊(CWU-36/P)のF-15イーグルと、タイ王国空軍のF-16、シンガポール空軍のF-15が参加した「コープ・タイガー2016」を3月18日(金)に完了したと発表しました。訓練はタイのコラート空軍基地を拠点に実施されました。
今回のコープ・タイガーにはアメリカ空軍から220名、タイとシンガポールから約1,850名、3カ国から87機が参加しました。このうちCWU-36/Pは、この訓練でF-15イーグル12機で136ソーティを記録しました。
訓練では、現実的な仮想シナリオをもとに、パイロットに実際の戦闘に近い環境の経験を積ませることで、有事の事態に備えた多国間の相互運用性と即応性を高めました。訓練を通じ、各空軍が新たな戦術を学ぶとともに、防衛関係の強化をはかりました。
アメリカ空軍はRTAFとRSAFとの協力関係に加え、インド・アジア太平洋地域の安定と安全をサポートするため、今回の訓練は有意義だったとしています。