琉球エアーコミューター(RAC)は2016年3月30日(水)、日本トランスオーシャン航空(JTA)のメンテナンスセンターで式典を開催、DHC-8-400(Q400)貨客コンビ機を公開しました。RACはQ400貨客コンビのローンチカスタマーで、すでに2機が導入されています。
RACのQ400貨客コンビ機の貨物容量は5,600ポンド、2,540キロで、同時に旅客用に50席が設けられています。これにより、DHC-8-100(Q100)、DHC-8-300(Q300)の2機種を運航しています。式典でRACは、1997年のQ100導入から20周年を目前に、更なる成長に向けてQ400貨客コンビのローンチカスタマーとなったことを誇りに思うとコメントしています。
RACは離島路線を運航することから、国と沖縄県の航空機等購入費補助制度を活用し、5機を全てQ400貨客コンビ機で更新します。また、離島から貨物輸送の要望を受け、貨物スペースが設けられたもので、今後は離島観光に加え、これまでの生活路線に加え、特産品の輸送需要も期待されています。
現在、RACの運航路線は那覇発着の石垣、宮古、与那国、久米、与論、奄美、北大東、南大東線、宮古発着の多良間、石垣線、石垣/与那国線と北大東/南大東線で定期便を運航しています。