エアバスは2016年4月5日(火)、キャセイパシフィック航空とA350-900で補修部品サポート・サービス「Flight Hour Services (FHS)」を契約したと発表しました。キャセイパシフィック航空が導入するA350-900の22機、A350-1000の26機、計48機が対象です。
キャセイパシフィックの整備拠点と選択されたいくつかの運航地での部品保管、メンテナンスとその物流サービスに加え、フライトシミュレーターの支援が提供されるものです。契約には、エアバスの資材管理を専門に扱うSatairがA350の消耗品の購入やその計画を支援する契約も含まれています。
キャセイパシフィックは近く、トゥールーズで納入まで最終段階にあるA350 XWBを受領する予定で、新型機の導入を控え、費用対効果の高いFHSサポート・サービスにより、導入初日からA350の運航で最高のパフォーマンスを提供する準備が整ったとしています。