エミレーツ航空は、A380をさらに購入する意思があると、ロイターが報じています。エミレーツはA380の最大の顧客で、2016年3月にスカイマーク向けに製造途中の機材を購入する契約を結び、計142機を発注しています。ロイターは、ティム・クラーク社長のコメントとして、合計200機超になるとのコメントを紹介しています。
今回の発言は、「A380生産が2018年にも終了する可能性」があるとの一報を受け、エンジンを換装したA380neoが発表されれば、140機は購入すると2014年のコメントから機数はやや後退しているものの、引き続き60機程度を発注する考えがあることを示すものです。
また、A380neoに改良が加えられない場合でも発注する考えがあるとしており、受注機数が伸びない大型旅客機を文字通り支える顧客となっています。