ユナイテッド航空、12月から国際線ビジネス「ポラリス」にリニューアル

ユナイテッド航空、12月から国際線ビジネス「ポラリス」にリニューアル

ニュース画像 1枚目:ユナイテッド航空「ポラリス」
© Priestmangoode / United Airlines
ユナイテッド航空「ポラリス」

ユナイテッド航空は2016年6月2日(木)、同社の新たな国際線ビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス」を発表しました。2016年12月から導入する新シートで、同社は顧客からのヒアリング、体験など調査を通じ、最も大切とされた快適な睡眠ができる機能を高めたとしています。なお、「ポラリス」の名称は北極星にちなみ、静かで安らかな旅をできるとの意味が込められています。

新シートは777-300ERにまず導入し、その後は787-10とA350-1000で装備し、767-300や777-200は改修を行い、国際線機材のビジネスをアップグレードします。これにより50カ国超、300地点を超える国際線のサービス向上を図ります。

新たな「ユナイテッド・ポラリス」は、ユナイテッド航空向けにアキュメン・デザイン・アソシエイツとプリーストマングードが設計、ゾディアックがシートを製造しました。全席通路へアクセスできる仕様で、180度フルフラットシート時には6フィート6インチと約198センチメートルのベッドとなります。全席に「Do Not Disturb(起こさないで)」が設けられたほか、ムード照明、16インチのモニターなどを備えています。

また、睡眠を重視した開発のため、サックス・フィフス・アベニューと提携し、ユナイテッド航空向けの寝具が開発され、羽毛布団、軽量の毛布、大小の枕などに一新します。また、就寝時にマットレスのクッションも要望に応じて提供されます。また、12時間超のフライトでは「ポラリス」専用のパジャマを提供するほか、スリッパを全便で提供します。

機内では出発前のドリンクとグルメチョコレートが提供され、機内食は目的地ごとにその地に触発されたメニューが季節ごとに提供されます。

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