三菱重工、真和工業と松阪市に民間機の表面処理・塗装で合弁会社を設立

三菱重工、真和工業と松阪市に民間機の表面処理・塗装で合弁会社を設立

三菱重工業と真和工業は2016年6月7日(火)、三重県松阪市に民間航空機部品の表面処理、塗装を手掛ける合弁会社「松阪APM株式会社」を設立しました。三菱重工グループが開発する次世代リージョナルジェット機MRJの量産や、ボーイング向け民間機の増産に対応し、2017年度の生産開始を予定しています。

真和工業は、トヨタ自動車の協力企業で自動車の内外装部品を生産する小島プレス工業の100%出資子会社で、金属・樹脂部品の開発、設計、製造、物流管理を手掛けています。

松阪APMの資本金は1億円で、真和工業が51%、三菱重工業が49%を出資、本社・工場を松阪クラスター内に構えます。この松阪クラスターは、メーカーが集結し、加工から表面処理までの一貫生産を可能とする本邦初の中小物航空機部品製造拠点となる計画で、松阪APMは、他のクラスター参画各社と協力し、従来にない短いフロータイムで効率的な部品生産の仕組みをつくり上げます。

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