海上保安庁は2016年7月25日(月)、東南アジア海域の海賊対策として、フィリピン、マレーシアへ派遣している巡視船「つがる(PLH-02)」が7月29日(金)に函館港へ帰港すると発表しました。同日は函館港の万代埠頭北1号岸壁で入港式が実施されます。
「つがる」は7月11日(月)から15日(金)までフィリピンのマニラ港、7月17日(日)から7月21日(木)までマレーシアのコタキナバル港に入港し、7月13日(水)と7月19日(火)に連携訓練を実施しました。このマレーシアでの訓練は、マレーシア海上法令執行庁のヘリコプターから「つがる」に人員が降下する訓練などが実施されました。7月27日現在「つがる」は7月29日(金)の函館へ向け航海しています。
函館港入港は、7月29日(金)13時30分頃を予定しており、入港式は14時40分から15時まで実施され、「つがる」船長による帰港報告などが行われます。
「つがる」は、船体老朽化のため2015年から延命・機能向上工事を受け2016年2月に函館海上保安部に復帰、これに合わせ、搭載機がシコルスキーS-76Dの機体番号(レジ)「JA919A」に更新されています。