海上保安庁、東南アジア海賊対策訓練で巡視船「つがる」を派遣 7月末まで

海上保安庁、東南アジア海賊対策訓練で巡視船「つがる」を派遣 7月末まで

海上保安庁は2016年30日(木)、東南アジア海域の海賊対策として、フィリピン、マレーシアとの連携訓練を実施するため、函館海上保安部所属の巡視船「つがる」を派遣すると発表しました。派遣は7月4日(月)から7月29日(金)までの予定です。

この訓練は、東南アジア海賊発生海域の沿岸国の海上保安機関に対して、法執行能力向上支援を行い、連携と協力関係の構築推進を図るために実施されるものです。派遣先では、2006年に日本主導のもと作成された「アジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP)」情報共有センターを加えた多機関連携訓練が行われます。

派遣される巡視船「つがる」は、船体老朽化のため2015年から延命・機能向上工事を受け2016年2月に函館海上保安部に復帰、これに合わせ、搭載機がシコルスキーS-76Dの機体番号(レジ)「JA919A」に更新されました。

「つがる」は7月11日(月)から15日(金)までフィリピンのマニラ港、7月17日(日)から7月21日(木)までマレーシアのコタキナバル港に入港し、7月13日(水)と7月19日(火)に連携訓練を実施、7月29日(金)に函館へ帰港する予定です。

期日: 2016/07/04 〜 2016/07/29
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