海保、最後のベル212「JA9930」を抹消登録 カナダへ売却

海保、最後のベル212「JA9930」を抹消登録 カナダへ売却

ニュース画像 1枚目:海上保安庁最後のベル212、MH930「しおかぜ」の「JA9930」
© 海上保安庁
海上保安庁最後のベル212、MH930「しおかぜ」の「JA9930」

海上保安庁は2016年7月、同庁最後のベル212、機体番号(レジ)「JA9930」の抹消登録を行いました。航空局への届出によると、同機はカナダへ売却するため7月8日(金)付けで除籍されています。

海上保安庁のベル212は1973年に導入され、38機運用されました。海上保安庁では、2枚羽根のために主に巡視船搭載機として海難救助の現場で活躍しましたが、シコルスキーS-76などへの置き換えが進み、今回、完全退役となりました。

なお「JA9930」は2015年12月11日(金)に仙台航空基地でラストフライトを実施、2016年1月13日(水)には解役式が実施されています。

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