イラン航空は2016年8月3日(水)、今後10年間ですでに発注済みの機材に加え、短距離向けに50機を追加する需要があると発表しています。イラン航空は2016年2月にATR 72-600を20機確定発注しており、あわせてオプション権が20機、計40機分を契約しています。
ATRとの契約は、イランの小規模空港で60%の需要を満たすことが出来るとしており、西側諸国の経済制裁の解除にあわせ、10億米ドル超で契約したものです。イラン航空は現在、週3便から週4便程度で運航している地点でも、新機材の導入で1日2便から3便程度を運航できるとしています。
さらに、その他の需要については日本製のリージョナル機で需要を満たすことができるとみており、三菱航空機と5億米ドル相当で、25機を購入する意向があることを紹介しています。