防衛省統合幕僚監部は2016年9月5日(月)16時ごろ、上対馬の北東約70キロメートルの海域を南南西進するロシア海軍艦艇を確認したと発表しました。
第8護衛隊所属の「しまかぜ(DDG-172)」がその動向を確認しました。このロシア海軍は、ウダロイI級ミサイル駆逐艦2隻、ロプチャーII級戦車揚陸艦1隻、ドゥブナ級補給艦1隻、イングル級救難えい船1隻の計5隻の艦隊でした。
ウダロイI級ミサイル駆逐艦は「564」と「572」、ロプチャーII級戦車揚陸艦は「077」、ドゥブナ級補給艦は「PECHENGA」、イングル級救難えい船は「ALATAU」でした。これらのロシア艦艇は、対馬海峡の南下も確認されています。