エンブラエル、E195-E2疲労強度試験機の試験場に移送 24万便運航を想定

エンブラエル、E195-E2疲労強度試験機の試験場に移送 24万便運航を想定

ニュース画像 1枚目:E195-E2疲労強度試験機
© Embraer
E195-E2疲労強度試験機

エンブラエルは2016年9月22日(木)、E195-E2の疲労強度試験機をサン・ホセ・ドス・カンポスの同社工場の組立工場から試験場に移送したと発表しました。胴体と主翼を接合した試験機で、すでに初号機が飛行しているE190-E2とE195-E2の型式証明に向けた機体の耐久性を確認する試験を実施していきます。

この疲労強度試験機は、胴体がE195-E2、主翼がE190-E2で構成しています。地上でのみ行う疲労強度試験は、離陸から巡航、着陸時を含めたフライト中のあらゆる段階に生成される機体にかかる力、特に構造部への圧力を想定した試験を行い、航空機の耐用年数にわたる耐久性を確認します。

計画では24万便の運航を想定した試験が予定されており、この試験内容は、同型機の典型的な寿命の3倍の便数を運航する試験となります。

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