海上自衛隊と海上保安庁、10月18日に不審船対処の共同訓練を実施

海上自衛隊と海上保安庁、10月18日に不審船対処の共同訓練を実施

海上自衛隊と海上保安庁は2016年10月18日(火)、若狭湾で不審船対処の共同訓練を実施します。この訓練は、「不審船に係る共同対処マニュアル」に基づき1999年から定期的に実施しており、今回は15回目となります。

訓練は、海上自衛隊と海上保安庁の船舶、航空機を使用し、不審船対処を想定した情報共有から不審船の共同追跡と監視、回転翼機の発着訓練、回転翼機の燃料補給訓練を行います。

参加機と艦艇は、海上自衛隊はミサイル艇「うみたか(PG-828)」、多用途支援艦「ひうち(AMS-4301)」とSH-60Kヘリコプター2機、海上保安庁は巡視船「きそ(PL-53)」、「えちぜん(PM25)」とDHC-8-300(Q300)を使用します。参加艦艇のうち、「きそ(PL-53)」にヘリコプター甲板と給油設備が備えられており、海自のSH-60Kがきその甲板で発着、燃料補給を行うとみられます。

この訓練を通じ、海自と海保は共同で対処能力の向上をめざします。また、今回の共同訓練は、原子力発電所へのテロ対処の演練も実施します。なお、訓練の予備日は10月19日(水)です。

期日: 2016/10/18 〜 2016/10/19
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