フェデックス・エクスプレス、eコマース対応でパリ施設を拡大 2019年供用

フェデックス・エクスプレス、eコマース対応でパリ施設を拡大 2019年供用

ニュース画像 1枚目:新施設の発表、フランス・オランド大統領も出席
© FedEx
新施設の発表、フランス・オランド大統領も出席

フェデックスの航空貨物部門、フェデックス・エクスプレスは2016年10月18日(火)、パリ・シャルル・ド・ゴール空港の施設拡大を発表しました。新施設は荷物の仕分け能力が40%以上向上する設備、30年間のリースを含めその投資額は2億ユーロです。

フェデックスは同社のネットワーク拡大戦略の一つとして、ヨーロッパと世界中のより多くのビジネスを結びつける取り組みとしています。新施設は2017年夏に着工し、完成、運用は2019年を予定しています。

新施設は完成すると、大型、定型サイズを超える荷物を含む自動仕分けシステムが装備され、このシステムはフェデックス・エクスプレスの運営する施設では世界初となります。特にeコマースが拡大しており、この市場の需要増に対応した施設となります。

フェデックス・エクスプレスは1985年からフランスで事業を展開しており、パリ・シャルル・ド・ゴールのヨーロッパ・ハブとしての機能は1999年からとなっています。現在ではアメリカ以外の空港施設ではドイツのケルンと並ぶ最大の施設です。

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