釧路空港、2017年2月に「釧路・根室の簡易軌道」の巡回展を開催

釧路空港、2017年2月に「釧路・根室の簡易軌道」の巡回展を開催

釧路空港では2017年2月1日(水)から2月28日(火)の期間、釧路市立博物館創立80周年企画展「釧路・根室の簡易軌道」の巡回展が行われます。同企画展は、2016年10月29日(土)から2017年1月15日(日)の期間、釧路市立博物館のマンモスホールで入場無料で行われるものです。

「簡易軌道」は、泥炭地も多く、春の融雪期には交通が極めて困難となる開拓地で1925年に開通しました。戦前は「殖民軌道」と呼ばれ、道東、道北を中心に、国鉄線の駅を起点として、より内陸の開拓地へ路線を伸ばしました。戦後は「簡易軌道」と呼ばれ、馬力から内燃動力化された簡易軌道として、人々だけでなく農作物、そして牛乳の輸送などに重要な役割を果たしてきましたが整備されていく道路に役目を譲り、1972年の浜中町営簡易軌道の廃止よって道内から全て姿を消しました。

企画展では1950年代以降を中心に、釧路・根室地方における簡易軌道について簡易軌道OB、関係者、関係自治体、そして当時の簡易軌道を記録した鉄道愛好家の協力のもと、展示や見学会、講習会などで振り返ります。

詳しくは、釧路市立博物館、釧路空港のウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/02/01 〜 2017/02/28
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