政府、南スーダン国際平和協力業務の派遣期間を延長 2017年3月末まで

政府、南スーダン国際平和協力業務の派遣期間を延長 2017年3月末まで

日本政府は2016年10月25日(火)、閣議で南スーダン国際平和協力業務の派遣期間の延長を決定しました。2011年から国際連合南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に司令部要員、2012年1月から陸上自衛隊の施設部隊を派遣しており、現在は2016年10月31日(月)までの派遣期間となっています。今回の延長は5カ月で、2017年3月31日(金)までの期間です。

また、この派遣計画の変更にあわせ、航空自衛隊の輸送部隊の経由地として今回、ラオスとエチオピアを追加しました。航空自衛隊は南スーダン、ウガンダ、ケニアと周辺国の空港に加え、経由地となるインド、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、モルディブ、アラブ首長国連邦、オマーン、サウジアラビア、ジブチ、セーシェルなどへの運航も人員の輸送、必要な物資の補給を行う目的で飛行するとしています。

なお、民間機で陸上自衛隊の隊員などはウガンダのエンテベ入りし、任務地のジュバには民間機、空自機などで向かっています。装備品も民間の陸送、空輸とあわせ、空自機も使用されています。

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