ライアンエア、ヒースローのみの新滑走路建設を批判 航空運賃高止まり

ライアンエア、ヒースローのみの新滑走路建設を批判 航空運賃高止まり

ニュース画像 1枚目:ライアンエア機
© Ryanair
ライアンエア機

ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、ライアンエアは2016年10月25日(火)、イギリス政府のロンドン・ヒースロー空港で第3滑走路の建設決定を受け、この政策を批判しました。

ライアンエアは、ヒースロー空港のみに新滑走路を建設することは、同空港の高い利用料と、それが反映した高い航空運賃、支払額につながり、空港間の競争が活発にならず、イギリスと海外からの旅行者ともにより良い選択肢を提供することにつながらないと指摘しています。

ライアンエアは、空港間での競争を促すため、ヒースローだけでなく、ガトウィック、スタンステッド空港にも滑走路建設を認めるよう主張していました。今回の決定で、ヒースロー空港の第3滑走路建設は、高コストで末永く高い航空運賃を支払う結果になるとしています。さらに、最速で新滑走路が供用開始される2025年に、ロンドンの空港はピーク期間の便数を拡大できない事態になり、他の空港にも滑走路が必要になると見通したと批判の理由を説明しています。

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