山口県消防防災航空隊所属の「きらら」、飛行中に部品の一部を落下

山口県消防防災航空隊所属の「きらら」、飛行中に部品の一部を落下

山口県は朝日航洋が運航、機体整備を行っている消防防災へり「きらら」、BK117型の機体番号「JA21YA」で2012年1月9日、機体部品の一部が落下したと発表しました。きららは当日、下関市豊浦町宇賀付近で行方不明者捜索の任務にあたるため出動していました。

落下した部品はスキッド・プロテクター。長さ30センチメートル、幅10センチメートル、重さ3キログラムで、ワイヤーも付属していました。

発生時間は9日午後1時38分か午後3時21分までの間、山口宇部空港から下関市川棚付近の陸上、および海上を飛行中に発生したと見られています。なお、落下場所は不明です。

山口県では山口県警、山口県消防本部、飛行経路にあたる関係自治体に部品落下の情報、被害情報の収集を要請しています。あわせて朝日航洋に対して再発防止を要請。山口県消防防災航空隊の隊員に対してもチェック体制を強化するように指示をしました。

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