宮城県、10月28日にドクターヘリの運用を開始 東北6県で最後の導入

宮城県、10月28日にドクターヘリの運用を開始 東北6県で最後の導入

宮城県は2016年10月28日(金)の12時に、同県初のドクターヘリの運用を開始しました。東北地方では、青森県、岩手県、秋田県、山形県、福島県がすでにドクターヘリの運航を実施しており、宮城県は東北6県で1番最後の運用開始となります。

宮城県に導入されるドクターヘリは、 BK117C-2の機体番号(レジ)「JA117T」、BK117B-2「JA6620」での運用が想定されています。いずれもBK117シリーズでの運用で、東北エアサービスが運航管理を行います。また、基地病院である仙台医療センターと東北大学病院から交代で出動する体制での運用されます。原則として8時30分から日没まで1年間を通し毎日運航される予定です。

陸上自衛隊東北方面航空隊のヘリコプターパイロットの経歴を持つ宮城県の村井嘉浩知事は、10月24日(月)の定例記者会見でドクターヘリ運航開始に触れ、騒音の問題で東北大学の近くにヘリポートをなかなか設置できなかったことや仙台医療センターが新築移転するまで格納庫が準備できなかったことなど、駐機場所の確保に関する経緯が紹介されました。

宮城県は、県民のからの期待も非常に大きいとして、ドクターヘリを有効に活用するべく、しっかり取り組んでいきたいとしています。

期日: 2016/10/28から
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