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筑波宇宙センターでの試料サンプル引き渡し
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2016年11月4日(金)、トルコ運輸海事通信省(MTMAC)から国際宇宙ステーション(ISS)への輸送を依頼されている実験試料サンプルが、トルコ関係者からJAXAに引き渡されたと発表しました。
この試料サンプルは、国際宇宙ステーション(ISS)に設置されている日本の実験棟「きぼう」において、トルコが長期曝露実験を行う際に使用するものです。2016年9月9日(金)にJAXAとMTMACとの間で「きぼう」利用に関する協力合意が締結されていました。サンプルは12月にH-IIBロケット6号機で打ち上げが予定されている日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり6号機(HTV-6)」で国際宇宙ステーション(ISS)に輸送される予定です。
トルコ関係者からJAXAへの引き渡しは、11月1日(火)に筑波宇宙センターで「きぼう」への搭載に問題がないことが確認された後、11月2日(水)付けで正式にJAXAに引き渡されました。なお引き渡し式では、ISSプロジェクトマネージャーを務める若田光一宇宙飛行士が出席し、サンプルを受け取りました。
試料サンプルを搭載した「こうのとり6号機」は12月9日(金)の22時26分頃に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。
