ライアンエア、二酸化炭素排出で新たに課金を開始-片道0.25ユーロ

ライアンエア、二酸化炭素排出で新たに課金を開始-片道0.25ユーロ

ヨーロッパ内での二酸化炭素排出権取引制度によって航空券の価格が上昇する見通しが伝えられ、ルフトハンザドイツ航空が新たな税金分を航空券代に上乗せすると発表しましたが、格安航空会社(LCC)にもこの影響が及んでいる様です。

ライアンエアは2012年1月17日の予約分から片道あたり0.25ユーロ、約25円の課金を開始しました。1件の予約金額では小さい、と思える額かもしれません。ただ、ライアンエアの試算では、2012年の1年間におよそ1500万ユーロから2000万ユーロ、日本円で15億円から20億円ほどに二酸化炭素排出分に伴う税金分が集められると予想しています。

ちなみに、ライアンエアは今回の課金額について、ヨーロッパで最もグリーンでクリーンな航空会社であるためで、他の航空会社よりも安いと主張しています。

期日: 2012/01/17から
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