ヨーロッパ行きの航空券運賃、約5%アップ-CO2排出権取引制度で

ヨーロッパ行きの航空券運賃、約5%アップ-CO2排出権取引制度で

航空運航ダイヤの情報などを提供するOAGによると、ヨーロッパ内での二酸化炭素排出権取引制度によって航空券の価格が上昇する見通しです。すでにルフトハンザドイツ航空が新たな税金を航空券代に上乗せすると発表しています。

OAGは取引制度で約35億ユーロ、約3430億円が航空会社の追加負担になり、長距離路線では5.2%の航空運賃の上昇につながる可能性があると見積もっています。

現実に運賃が上がると、航空券の総額が10万円の時は5000円が追加負担として加わる計算。ランチ、ディナーの1食、2食分に相当する金額ですから、ヨーロッパを訪れる計画を立てている方は、運賃の上昇を見込して計画されることをお勧めします。

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